メトロポリス
- 原作 手塚治虫 『メトロポリス(Kindle)』
- 監督 りんたろう
- 脚本 大友克洋
- 公開 2001年
原作は漫画界の天才・手塚治虫、監督は『幻魔大戦』『銀河鉄道999』のりんたろう、脚本は『AKIRA』の大友克洋。
このアニメを観ずしてアニメファンと言えようか?!

この世界観、すごいです!
AKIRAと手塚漫画のレトロフューチャーが一体化しています!
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メトロポリス ネタバレあらすじ
どこともわからない近未来都市・メトロポリス。
そこへ私立探偵のヒゲオヤジとケンイチ少年が国際指名手配になっているロートン博士を探しにやってくる。
ロートン博士の研究所は何者かによって放火され大爆発!
そこにいた少女ティマをケンイチは救った。
その少女ティマはメトロポリスの運命を左右するロボットなのだ。
究極の頭脳を持った超人とは?!
メトロポリス 原作:手塚治虫
手塚治虫先生の『メトロポリス』は1949年に発表されており、非常に古い作品だ。
登場人物の名前もストーリーも違う。
文明の絶頂期に科学の力によって逆襲されるというストーリー。
加速する文明に警笛を鳴らす作品。
初期の手塚治虫漫画、1948年の『ロスト・ワールド』、1951年の『来るべき世界』と並んで、「初期SF三部作」の名作だ。

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メトロポリス 感想
AKIRAを思い起こさせる細密なレトロフューチャーで細密な大都市の描写は感動的だ。
画面の隅々までじっくりと視線を送りたくなる。
AKIRAの世界観に手塚漫画のキャラクターが動いているように感じるが違和感はない。
それほどまで、大友克洋氏は手塚治虫先生に影響を受けていたということだろうなぁ。
AKIRAと同じ声優も出てくるし、セリフやラストの展開もAKIRAと似ているところがあるので、誰の作品を見ているのかわからなくなる。
「それもうAKIRAじゃねぇの?」って思うところも多々ある。
まぁ、そういう意味でも非常におもしろかった!
ラストの落下シーンはラーメンズの小林賢太郎が描くネタを思いだした。
小林賢太郎氏は手塚治虫にもかなりの影響を受けているとみた。
レイ・チャールズの『I Can't Stop Loving You』に合わせて崩壊していくビル、落下していくケンイチ少年とティマは切なくて胸を締め付けられる。
劇中で流れる木村充揮氏が歌うST.JAMES INFIRMARYにも引き込まれた。
欲を言うならばこのアニメ技術で『銀河鉄道999』がリメイクされればどんなに素晴らしいだろうかと思う。
